ギターケースの寸法と飛行機の機内持ち込み(JAL・ANA国内線)
アコギを飛行機で運ぶとき、まず確認するのはケースの3辺の合計です。JAL・ANAの国内線の公式案内をもとに、機内持ち込みの条件と、超える場合の選択肢を整理します。
機内持ち込みの基準(JAL・ANA国内線共通の数値)
| 条件 | 100席以上の機材 | 100席未満の小型機 |
|---|---|---|
| 楽器ケースの3辺の合計 | 115 cm以内 | 100 cm以内 |
| 各辺の長さの目安 | 55 cm・40 cm・25 cm | 45 cm・35 cm・20 cm |
| 機内での置き場所 | 座席上の収納棚 | 座席上の収納棚 |
JALは各辺がこの長さを超える場合は手荷物カウンターで預けるよう案内しています。ANAは超える場合は係員に知らせ、サイズの確認を受けるよう案内しています。
アコギのケースはこの基準に収まるか
当サイト収録モデルで最も全長が短いのはヤマハJR2/JR2Sの857mm(85.7cm)です。ケースに入れる前の本体だけで、持ち込み基準の「各辺55cm」を超えています。フルサイズのFG800系は全長1038mmです。ケースの外寸は製品によって違うので実寸で確認する必要がありますが、収録モデルのアコギは、ケースに入れた状態では機内持ち込みの基準を超えると考えて準備するのが現実的です。
基準を超える場合の2つの選択肢
1. 預け入れ手荷物にする:手荷物カウンターで預けます。ANAは、3辺の和が158cm~203cmはサイズ超過の料金はかからない(機材・路線の制限あり)、203cm~292cmは超過手荷物料金と制限あり、292cm超は預かれないと案内しています。203cmを超える場合は事前にANA国内線予約センターへの連絡が必要です。
2. 楽器用の座席を購入して機内に持ち込む:JALは「特別旅客料金」、ANAは「座席占有手荷物料金」を支払って座席を確保すると、楽器を機内に持ち込めると案内しています。JALでは楽器は座席に固定し、予約は「JAL国内線お問い合わせ窓口」で受け付けています。楽器の大きさによっては持ち込めない場合があるとも書かれているため、予約時に寸法を伝えて確認してください。
航空会社のギター用ケース
JALは国内線の全空港で、預け入れ用の「ギター、小型楽器用コンテナ」を無料で貸し出しています(数に限りあり、事前予約は不可で当日カウンターで申し出、コードシェア便は対象外)。貸し出し用ギターケースの内寸は幅137cm・高さ21cm・奥行44cmで、機内への持ち込みはできません。ANAは、ギター・小型楽器用ケースの貸し出しを2026年1月31日で終了したと公式ページに掲載しています。
国際線・LCCを使う場合
国際線や他の航空会社では、手荷物の基準や料金が異なります。当サイトでは国際線の数値を掲載していないため、利用する航空会社の公式ページで「楽器」の項目を確認してください。海外への持ち出しでは、材によってワシントン条約の確認が必要な場合もあります(ワシントン条約とローズウッド)。
相談先・申込先の選び方
座席の購入や大型手荷物の扱いは、JALは「JAL国内線お問い合わせ窓口」、ANAは「ANA国内線予約センター」が窓口です。ケースは本体の全長・胴幅・胴厚が収まる内寸かを、楽器店やケースメーカーの仕様で確認してください。
出典
- JAL公式:楽器をお持ちの方(国内線)
確認日 2026-10-12 - ANA公式:楽器(国内線)
確認日 2026-10-12 - ヤマハ公式:JR2/JR2S ほか 仕様
確認日 2026-10-12 - Taylor公式:GS Mini Mahogany
確認日 2026-10-12 - ヤマハ公式:FG/FSシリーズ 仕様
確認日 2026-10-12
各社の公式情報を整理したもので、実機の測定や使用感の評価ではありません。条件は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。
数字が同じでも、使う条件は別に確認しよう。